午前零時のゴルフ論⛳️

全部言っちゃうね❣️

『キックポイントなんか後回しじゃ!!』

前回、シャフトの色々なしなり方向についてお話しましたが、

そもそもシャフトの違いって、何に作用するの?

というところから解説したいと思います。

 

まず、このブログの第2回の記事で書いた、

フェースアングル 70~80%

スイング軌道   20~30%

の前提を思い出してください。

もちろん、シャフトだってインパクト時のフェースアングルに寄与するのですが一番変化するのは

スイング軌道です。

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よく、シャフトは

振れる範囲で重め

だったり、

スライサーは軽くて軟らかめ

またまた、

フッカーは重硬

といった声を耳にします。

 

全部間違ってます💦

 

実はもちルダもそうやって勧めてた時期がありました。

その時のお客様、申し訳ございません。無知でした💦

 

これ、何が間違いかというと軌道を無視して

弾道のことだけしか考えてないから

なんです。

 

もうホント単純な話なんですが、

仮にあなたがフックとプッシュアウトに悩まれてるとしましょう。

 

ほぼ100%、インサイドアウト軌道です。

 

そのアングルが強くなればなるほど、構えたターゲットラインに対しフェースアングルを閉じなければ、ボールはセンターまで戻ってきません。

つまり、

インサイドアウト軌道 5°

フェースアングル   0°(軌道に対して)=ターゲットの5°右に飛ぶ

           5°(オープン)=5°右に飛び出して5°分右に曲がる

          -5°(クローズ)=5°右に飛び出して5°分左に曲がる

 

こういう原理でボールは曲がってます。

こんな難しいこと、1秒以内で毎回出来ます⁉️⁉️

もちルダには無理です。

なので諦めて、真っ直ぐ軌道で打てるクラブを探して使ってます🏒

 

じゃあ、

インサイドアウト軌道を真っすぐにしたらよろしいやん!!

って話なんですが、ここで先ほどの

フッカーには重硬!

を適用するとどうなるか?

 

 

もっと酷くなります!

 

なぜかというと、インサイドアウト軌道が重いクラブの方が強くなりやすいからですね。

ん⁉️⁉️⁉️

どういうこと⁉️

フッカーには重くて硬いハードなシャフトでしょ‼️‼️

 

と、刷り込まれてきたあなた。

もちルダがサクッと解説します😁

 

 

仮にあなたが持っているクラブが、1kgだとしましょう。

それ、アウトサイドインに振れます??

そのクラブでボール上げれます?

 

まず無理だと思います(笑)

これは極端な例ですが、起きてる事象はほとんど同じです。

 

重いクラブを使うと、こういうことがスイング中に起こります。

※硬さの適正な選び方はまた今度😎

 

インサイダーさんのクラブが重いケース

⇒①インサイドアウト強くなる

⇒②フェースその分閉じるインパクトしか真っすぐ行かない

⇒③ちょっとでも閉じる量減れば(対軌道)プッシュorプッシュスライス

⇒④ちょっとでも閉じ過ぎればフックorチーピン

⇒⑤シャフト重くする

⇒⑥スピンが減ってくるので、球が浮かない。

⇒⑦アッパー軌道になる。

⇒⑧ ①からの流れが加速する

  ☝

 地獄へようこそ。

 

みなさま、心当たりございませんでしょうか?

もちルダにもあります。

特に、ジュニアのときハードなクラブ使いたい願望が強く、あり得ないプッシュアウトよく打ってました(笑)

 

逆にアウトサイドイン軌道の人は??

 

お店行くと、やさしいと評判のクラブから打たされて、ほぼそれで決めてます。

という方、お店変えましょう🤣

あなた、死ぬまで良い球打てませんよ💦💦

 

例えばあなたがお持ちのクラブのシャフトがスパゲッティー(5g)ぐらい軽いとしましょう。

それ、インサイドアウトに振れます??

アッパー軌道で打ったら空振りしません?

 

つまり、

アウトサイダーさんのクラブが軽いケース

⇒①アウトサイドイン強くなる

⇒②フェースその分開くインパクトしか真っすぐ行かない

⇒③ちょっとでも開く量減れば(対軌道)ひっかけ(プル)orプルフック

⇒④ちょっとでも開き過ぎればスライス(プルスライス)orめちゃスライス

⇒⑤シャフト軽くする

⇒⑥フェース開く分スピンが増えてくる。

⇒⑦ダウン軌道になる。

⇒⑧ ①からの流れが加速する

  ☝

 地獄へようこそ。

 

こうなります。

※決してフック・スライスというくくりではなく、スイング軌道に対して考えましょう。

 

お店や雑誌でよく耳にする意見と全然違うやんけ!!

というあなた、

 

もちルダは、巷の通説より軌道のこと考えてますから😎

 

ちゃんと実験した結果の答えなので、違って当然ですね。

 

なので、そもそもキックポイントとか硬さ、の前に重さをちゃんと見極めないと軌道が整わないので前提が狂ってきます。

だからこそ、

キックポイントなんか後回しじゃ!!

のタイトルになる訳ですね👏

 

これ、考え方はドライバーもアイアンも一緒?

という質問いつも々頂きますが、基本的に考え方は一緒です。

 

これからシャフトを選ぶ際は、シャフトだけでなくクラブトータルの重さについて、

自分が一番ストレート軌道に振り抜ける重量

を覚えておきましょう🤓

 

重さは、わかったと。

じゃあ、その次は!!?

次回

『硬いのは先っちょか、根元か?』

乞うご期待😜😜😜