『シャローイングってほんとに必要か!?』
こんばんは、もちルダです。
前回の記事の流れで、今回は昨今、東方の国で大流行中の動き『シャローイング』について見解を述べたいと思います。
まず、『シャローイング』についてですが、そもそもこのムーブは何のためにあるんか?
ってところから説明したいな、と思います。
これはP4(トップ)から切り返した瞬間に、
ヘッドが真っすぐ降りるのではなく、若干背中側から遠回りして降りてくる現象です。
最も端的に表してくれているチャンプ君を見てみましょう。
ここから
☟ こんな感じです。
その結果、ダウンスイングの初期段階でチャンプ君のようにグリップが垂直方向に動きにくいので、結果的に
①インパクトゾーンでヘッドがシャローに入り、
②手元の浮きを制限しやすく、
③アタックアングルのコントロールが楽になったり、
④インパクトゾーンを長くすることで、
⑤ヘッドの挙動が安定しやすい。
という効果を生み出します。
お、ええことばっかりやんけ!!
ってなるのですが、ここに落とし穴があるんですね。
じゃあ、世界で一番ゴルフが上手い連中の5年前と今はどうなっているのか、を見てみましょう。
【2015年の世界ランキング トップ10】
シャローインガーは師匠とフューリクおじさんの2人ですね。
【2020年 世界ランキング トップ 10】
シャローインガーは4人に増えてます。
※個人的にはDJ師匠やケプカの動きがシャローイングといえるほどのものなのかどうかは若干疑問ですが、世間一般的にはしてる部類に入るそうです。
僕の独断と偏見でカウントすると、1人→2人ですね。
人数増えてるってことは、やっぱ必要なんやんけ!!
ってなると思われるかもしれませんが、ちょっと待ってほしい。
じゃあ、それ以外の人は何でこの順位にいてるの?
シャローイングもしてないのに🤔
ていうか、みんなの大好きなタイガーなんか全くやってなかったからね(笑)
って話なんですが、根本的なこと言っちゃっていいですか❓
そもそもシャローイングを『すること』自体に大して意味はない!!
って話なんですよ。
まず、シャローイングがヘッドを遠回しにして行うという性質上、その分時間を確保しなければなりません。
どういうことか❓
→ダウンスイングの初期段階というスピードがあまり出ていない状況で、ヘッドが若干遠回りしているので、その分どこかで時間を稼がなければならない。
→その結果、ダウンスイングの初動が緩やかになってグリップが垂直に降りにくくなり、その後のクラブのコントロールが容易になる。
ということが根本的な本質であって、シャローイングダンス選手権ではないのです。
ゴルフに芸術点は付かないのです💦
というか、時間稼ぎをしたいがためにシャローイングという現象が起きている、という順番のはずなんです😁
※この時間稼ぎ説、後で出てきますよ😎
もちルダさぁ.....ただ流行りにモノ申したいだけちゃいますの?
この逆張り野郎め❗️
と思われる方、次の写真を見てください。
みんなが大好きなマキロン君を見てみましょう。
全然やってません。
でも、マキロン君はシャローイングはしないけれど、あることでスティープに降ろさないように解決しています。
グリップがかなり自分の右後方を回ってきています。
そのことによって
助走距離をしっかりとって、加速させつつアタックアングルとインパクトゾーンをコントロールしていますね。
その他、ジャスティン・トーマスだったり、今をトキめくぶっ飛びデシャンボーなんて全くやってません!!
でもJTは一瞬トップで止まるような動作、デシャンボーはスクワットダウンと長めのクラブや左腕を真っ直ぐ使い続けることで時間を自ら作ってます。
※デシャンボー博士のスイングは、また今度ブログで取り上げます😏
みんなやたらめったら振ってるように見えて、スティープに急速に降ろさないように工夫してるんですね。
いきなりクラブを引き降ろしちゃうと、グリップの降り方だけでなく腰の回転が急激にスタートせざるを得ず、懐が消えて結果的に伸びあがりなどのエラームーブが起こってしまうので、それを防ぐという目的も同時にあります。
よく言われる、
最短距離でボールにヘッドを合わせる!!
👈なんてことしたらマトモに当たらねーだろーが!!
ってことを各々が解決しようとした結果、シャローイングだったり、マキロンループダウンだったり、松山君のトップdeストップムーブだったりするわけですよ。
※だってさ、シャローイングしてたら上手くいくなら、みんなもっとやってるやろ、と。
で、このもちルダ説には強力な援軍がいるんですねー😏
全員で何万本ヒット打ってどんだけホームラン打ってるんだよ、ってレベルのバッティングの天才達にご登場いただきます。
バッティングには、クラブのロフト、フェース、ライ角、ヘッドの重心位置、そしてアドレス時の前傾角の概念が無いため全てを同一に語ることはできませんが、予備動作としてトップからインパクトに向けての棒(バットとクラブ)の動きはみんな同じようなことを言ってます。
※上記のアンダーラインの部分はかなり重要な差なので、野球とゴルフの理論が同一にならない原因です。
つまり、シャローイングの本質=P4-P6での時間と距離稼ぎ
なので、それ以外でできるならこだわる必要がなくね?
っていうのが、今回の説です。
以上の前提条件を踏まえた上で、ここからぶった斬っていきたいのですが、今回は日本におけるシャローイング推奨者の第一人者こと〇〇モンティさんにご登場いただきます。
特にGGスイングという、キャッチコピーの波に乗って大流行中ですがまあまあトンでもなこと言ってるな、というのが僕の意見です。
ではまず、どんな内容か確認してみましょう。
こんなダウンスイングのイメージで、P6ではフェースは真正面に向きます。
※この→、かなり大事な要素です😎
実際のスイングのインパクトはコレです。
で、GGスイングの代表選手こと、マシュー・ウルフ君は、
このダウンから、
こんなインパクトです。
もう一回、◯◯モンティ
自分、一言いいすか❓
『似てるか⁉️』
むしろ全然違うんですけど😅
顔の角度、足のポジション、左肩の高さ、グリップの位置。
同じところを探す方が難しいレベルです。
間違い探しなら、回答者を舐めてるクオリティーです。
なんでこんな違うのか?
僕、理由知ってるんですよねー😏
実は◯◯モンティさん、ジョージ・ガンカスさんにちゃんと教わってないんですよね(笑)
噓でしょ???
って思うでしょ。
じゃあ、彼のプロフィールを見てみましょう。
モンティさぁ、何だいこの欧米基準PivotTurnレッスンってのは。
堂々とGGスイングレッスンって言えばいいじゃん!!
なんで言えないの❓
モンティが教えてるスイングはGGスイングじゃなくて、ナンチャラPivotTurnスイングなの❓
じゃあ何でGGってキャッチコピー付けちゃったの❓
そんなつもりなかったけど、みんなが勝手にGGって言い出した、なんて事は無いよね❓
もしかしてチョロっとレッスン受けた程度でちゃんと習ってないのに、目立ちたくてGGスイング❗️とかあまりにも言いふらすから、GGさんから
『やめろ‼️全然ちゃうわ‼️‼️』って叱られちゃって、GGスイングって言えなくなったんじゃないの❓
この事実、わりと業界の人はみんな知ってるよ❗️
YouTubeとかSNSで、表面的なことしか拾えないゴルファーをキャッチーな言葉とムーブで誘い込んでるけど、ただの劣化コピーじゃないの❓
まあ、あくまで聞いた話なんですけどね😏
なにを信じるかは皆様にお任せします(笑)
で、なぜここまで差が出ちゃうの?
って部分なんですが、今回はここまで❗️
次回は僕がなぜシャローイング絶対主義に否定的なのか、解説します‼️
次は、『エセシャローの弊害‼️』
です。
お楽しみに〜✨