ボールを遠くに飛ばすためには?
皆様こんにちは。
もちルダです。
本来は、『なんか、このヘッドとあのヘッド似てない?』の話だったのですが、記事が途中で消えちゃったり、あんまり個人的に面白い話ではなかったので、割愛します💦
とりあえず言いたかったことは、
メーカーによって工場も設計思想もコンセプトも違って個性がある!!
と思われがちですが、実はゴルフクラブ(特にチタンヘッド)を造っているのは中国の下請け工場5~10社がほとんどなので、あんまり品質には大差ないよ。ってことでした。
もし深く聞きたい方は、メッセージください😁
それで、タイトルの『ボールを遠くに飛ばす』についてですが、巷では本当に色んな理論が飛び交ってます。
僕のブログをお読みの皆様は、薄々気づいていらっしゃると思いますが、はっきり言って嘘ばっかりですwww
では、とりあえず列挙してみましょう!!
【ヘッドスピードを上げる系】
・ヘッドを走らせろ!!☞爆風スランプさんですか?
・地面反力を使え!!☞地面を蹴ればええってもんやないのよ。
・シャフトのしなり戻りを使え!!☞しなるとブースト掛かったりするの?
【球筋系】
・フェースをターンさせて捕まえろ!!☞ターンせんでも捕まるよ😁
・フックが飛ぶ!!☞果たしてほんとかな❓
・スピンを減らすためにアッパー軌道で打て!!☞スピンの減らし方、何個もあるよ。
ってことで、ざっとこんな感じかなと😅
とにかく、スイングに何かを足し算や掛け算するのが主流らしいですね。
でも、よく考えてみてほしい。
ゴルフって、コースマネジメントが大事!!
とか言うくせに、スイング中にこんなたくさん考えてたら打たれへんよ、って。
スイングって1〜2秒しかないからね。
考えすぎてスロープレーで叱られるわ!!
って話なんですよ。
もちルダ的な考えは上記を真っ向から否定していくんですが、足し算は全部クラブにやってもらう、っていう前提で物事を考えるとわりと簡単にステップアップできるし、好不調の波もかなり抑えられると信じてます。
皆様にも参考にしてもらえたらいいな、って思います。
じゃあ、さっそく行ってみよう!!
【ヘッドスピードを上げる系】のネガティブポイント
Q.ヘッドを走らせると、どうなるのか?
A.この場合、手首を止めてヘッドの運動量を大きくすることが大半ですが、この動きは、
フリップ⇒インパクトロフトを増やす動き
ロール⇒フェースをターンさせる動き
この二つを伴います。
つまり、この手首のローテーションを増やすほど、ヘッドスピードが上がってもロフトが増えて、フェースの可変量が増加するという状況に陥ります。
つまりどういうことかというと、
#7アイアン(ロフト35°)を例にした場合、
①HSが40m/sでインパクト時のロフトが35°
②HSが38m/sでインパクト時のロフトが28°
この場合、②の方が圧倒的に飛ぶのである!!
皆様にはこんな経験ないでしょうか?
普通に打つと飛びすぎな距離なので、少し抑えめに打ったら意外と飛んでやっぱり大きかった、ってことありません?
あの時、楽に打っても飛距離って変わらないんだね。
って思った方も多いと思われますが、実際にインパクトで起きている物理現象は限りなく②に近いことが起こってます。
そしてこの時、通常に比べフェースローテーションが少ないため、真っすぐ飛んで方向性も上がる、という副産物も産み出すのである。
だから、ヘッドスピードなんかシャカリキになって上げなくても、インパクトでロフト立てば初速が上がって飛ぶよね、ってことなんですが何故か全然フォーカスされないんですよね(笑)
ドライバー飛ばすために手首止めてヘッド走らす、とかいう輩に僕がいつも聞く質問があります。
『それ、サンドウェッジでロブとかバンカーショットの時の動きですよね?なんでそれがドライバーの時なったら飛ぶ論理になるんですか?』
ほぼ全員が言い返してこないですね、この質問に🤣🤣
そもそも、手首を止めてヘッドを走らせる動きは、ヘッドスピードを上げて高さやスピンを出しつつ飛ばさないための動きです。
※フリップは必要な場面がありますが、ロールは不安定極まりないので、ほとんど要らない子です。
そんな初歩中の初歩の話を、ずーっと信じて疑わないこの業界の人達は何なのか、といつも疑問に思いますね。
特に◯觜さんとか、ち⚪︎ごるさんとか、◯◯モンティさんとか、◯シンさんとかね。
YouTubeで金儲けのために嘘を垂れ流すな、と言いたい😤
僕の周りも大概被害者出てるよ、と。
以上はあくまで僕の意見ですが、このブログではデータに沿ってお話することを至上命題にしていますので、皆様に次の画像を見ていただきます。
※Trackman4に登場頂きます😁
これ、何で打ったデータかおわかりでしょうか?
そう、パターです!!!
そしてこの左下の〇で囲っている部分がスマッシュファクター(ミート率)です。
※ミート率=ボールスピード/ヘッドスピード。この数値が大きいほどヘッドスピードに対して効率よくエネルギーが伝わりボールがよく飛んでいく。
これはもちルダの先輩がオデッセイのインサート入りパターで普通に打ったデータですが、ドライバーなんかの比ではないレベルのスマッシュFの数値を叩きだしてます😅😅
※通常ドライバーは1.45~1.52あたりがマックスとされています。
おそらくこのスマッシュFの数値でヘッドスピードが45m/sぐらいの人が打ったら、
45×1.76=79.2!!
となり、理論上320y近くキャリーで飛ぶ、とんでもないモンスターが生まれます(笑)
これは何故か?
当たるときのロフトがそもそも立っていて、ヘッドが重く重心も打点に近いところにある、というエネルギー効率が高いクラブがパターだからです。
つまり、飛ばすためにヘッドスピードではなく、初速を上げよう。
となったとき、ロフトを立てるor重心をフェース寄りにするorその両方!!
という論理が成り立ちます。
だ・か・ら!!
ヘッドスピードを上げよう!!
フェースターンでボールを飛ばそう!!
なんていうのは嘘っぱちなのです。
そんなことしなくたって、飛ぶんですから😎
ヘッドスピードは、効率の良いインパクトができるようになってからの最終手段ですね🤗
以上が、クラブとボールの物理的な観点からの解説だが、もう一つ大事な要素があるのだ。
次回は、フェースターン、手首リリースでヘッドスピードアップ!!論者の何がNGなのか、スイングの観点からお話ししましょう。
次は、『あっちもこっちも大騒動!!』編です。