『知られざるロフトの真実』
・ゴルフクラブ、どうやって選んでますか?
このテーマ、人によってかなり変わります。
よくある理由を挙げると、
・有名プロが使っている!
・新しいモデルで飛ぶそうだ!
・お店で試打したときの結果が良かった!
・知り合いに勧められたから!
などなど、色々ありますがそのクラブ、前より飛んでますか?
って質問に、YES!!と答えられる人、何割いますかね?
もちルダは、ヒトの購買意欲について、ってこともちゃんと勉強しましたし、色んな買い物があって良いと思います😁
ただ、『もっと上手くなりたい!!』『いい球打ちたい!!』
って方には、上記の買い方、ちょっと考えなおして欲しい。
そう思ってます。
で、タイトルの『ロフト』についてですが、ハッキリ申し上げてコレを正しく選べている方は、ほとんどいません。
・ロフトって、球が上がるかどうかだけなんで、最後に決めます。
・店員さんが、いま9.5°在庫に無いから10.5°にしました。
・右に高く上がるので、8.5°にしました。
ほとんどこんなパターンですよね💦
悲しいなぁ・・・
お金捨てちゃったなぁ・・・
と、思うわけです😭
じゃあ、何がそんなに大事なの!!?
ってことですが、前回話しました『弾道への影響割合』のフェースアングルが70~80%って、所なんですけど、実はこれロフトによって大きく変動します。
ロフトが立てば立つほど、弾道への影響力が増す!!
ってことなんです。
皆さんが一番こだわるロフトって、たぶんサンドウェッジですよね?
56°がいいのか、58°がいいのか。
この議論はよく聞きますが、弾道法則的に横のブレ幅には大して影響ないです(笑)
球の上がり方とか、止め方の議論がサンドウェッジのロフト論で重要なファクターですからね。
※サンドウェッジってそもそも曲がらんし。って思われたあなた!
そのあたりもいずれ解説します(笑)
それで、
なんでドライバーのロフトが一番大事なんや!?
ってとこなんですが、一般的な8°〜12°といったドライバーぐらいのロフトだと、80%ぐらいの割合でフェースアングルが影響します。
てことは、
一番遠くまで飛ぶやん?つまり曲がり幅も大きいやん?
=ドライバーのロフト、一番大事ですやん!!
キャロウェイさんSURE-FIT画像
っていう、ごくごく当たり前の結論に達するでしょ!!
そもそもロフトって何に影響を与えるん?の疑問にお答えしましょう‼️
・球の打出角
・スピン軸の傾き
・バックスピン量
主にこの3つです。
つまり・・・
一番横のブレ幅が大きいクラブで、弾道に大きく影響するのに無視する。
って、おかしくないですか?
ってことですね。
特に、初回にも書きましたが
『サイドスピンなんてモノは無い!!』のです。
※コレ、くどいようですがちゃんと覚えてください。
曲がる要素としてあるのは、『スピン軸の傾き』なのでロフトを最後に選ぶなんてことは、あっちゃならない訳ですよ💦
じゃあ、どうやって選んだらよろしいの??と思われるでしょう。
ざっくり分けてお伝えします!!
打球 : 打ち出し方向 :フェースの向き:ロフトの選び方
①プルフック:インサイドアウト :クローズ :少なめ
②プル :インサイドイン :クローズ :少なめ
③プルスライス:アウトサイドイン :クローズ :少なめ
④ドロー :インサイドアウト : ストレート :スピン量次第
⑤ストレート:インサイドイン : ストレート :スピン量次第
⑥フェード :アウトサイドイン : ストレート:スピン量次第
⑦プッシュフック :インサイドアウト :オープン :多め
⑧プッシュ :インサイドイン :オープン :多め
⑨プッシュスライス :アウトサイドイン : オープン :多め
※今お使いのクラブに比べての話です。
※○○○○とか○○○○とかあれやこれやも連動するので、絶対ではないですが概ねこんな感じです。
○○○○の話はまた後日😋
そして、上記の図にはある法則があること、お気づきですか?
次回『最初はどこに飛んだ!?』編です。